三重県生コンクリート工業組合 青年部と、以下の課題について意見交換を行いました。
意見交換会を通じてお互いに他県の状況を知り、同じ悩みがあるのだなと感じたり、そんなことができているのかと羨ましく思ったり、これはやってみる価値があるなと考えたりと大変有意義な時間を過ごすことができました。
1.雇用対策
徳島県と同じく、若年層の雇用、ドライバーの高齢化には苦労されていました。
三重県では若年層へのアピールとして、出張授業、コンクリート・タイムカプセル制作や、「高校生のためのための就職応援本」への掲載を行っているそうです。
徳島からは、四国発祥のコンクリート甲子園の支援を通じて、高校新卒での採用があった事例を紹介しました。
2.配車の効率化
三重県ではエリアごとに工夫を凝らした方法で工場間でミキサー車の貸し借りを行ったり、組合自身がミキサー車を雇って各工場に割り当てているところもありました。
3.戻り・残コンクリートについて
徳島県では、戻り・残コンクリートの処分料は頂いておりませんが、三重県では、「所有権は購入者であるお客様」という考え方により、県の協力を得て、平成30年より戻りコンクリートは現場でお客様が処分、残コンクリートは処分費用を頂いていました。
数量計算がきっちり行われるようになり、戻りコンクリートが少なくなったそうです。
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