生コンクリートは、工場で練り混ぜ、まだ固まってない状態で工事現場へと配達されるやわらかなコンクリートのことです。英語では Ready-mixed concrete (予め練ってあるコンクリート)です。
かつては、現場で練り混ぜていたため品質がバラバラでした。しかし、生コン工場で製造するようになってからは、品質を一定に保てるようになった上、工事現場での労力も大幅に減少することで費用も抑えられる結果となりました。
生コンクリートは製造直後から、すぐに固まり始めます。その固まる速度は、天候、気温に大きく左右されますので、現場への迅速な配達を心がけています。
生コンクリートは、様々なところで活躍しています。建物、道路や橋、ダムの他にも、津波に備えた堤防など他の材料では置き換えることができない程に使用されています。目に触れるあちこちで使われておりますので、改めて見回していただけるとうれしく思います。